Pinkと資本主義

昨日アップした記事を読み返していました。

ブログのタイトルにしたくせに私は岡崎京子作品の中で、

1番に好きなのは東京ガールズブラボーではないと書いておりました。

それは今も昔も変わってない。

不動の1位、それは『Pink』

 

pink

pink

 

私が持っている古いものとは装丁が変わってますが。

ざっくりとしたあらすじは、ワニを飼っているOLのお話。

ワニが1日10kgも肉を食べるものだから、ゆみちゃんはOLだけじゃ餌代を稼げず、

夜はホテトル(今でいうデリヘル)で働いています。

でもゆみちゃんにとって、ワニはスリルとサスペンス。

お金で手に入るものの為であれば、ゆみちゃんはいくらだって働きます。

ものすごく資本主義を象徴しているお話。

私自身、好きな仕事をしてはいるけれど、

あくせくと働かないと生きて行けない日本を心から嫌いだと思ったことがあります。

で、20代の頃仕事を辞めて海外へ飛び出したのですが、

結局はまた舞い戻ってきて以前と同じ仕事をしています。

今も時々、あ〜疲れたな、ちょっとの間ロングバケーションしたいなって

思うときがないわけじゃないですけど、

そんなときは、これを読んでモチベーション上げてます。

ときにはそれだけでは事足りず、有給休暇で海外旅行したり、ってこともありますが。

ゆみちゃんを見てると、あくせくと働くことが馬鹿馬鹿しいと思わなくて済むんです。

働いて、稼いだお金で得る楽しみや喜びの大切さを改めて感じさせてくれます。

私は本来サカエちゃん脳ですが、この物語の主人公のゆみちゃんのように生きたい!

と昔から思ってます。

この物語には、もっと深い意味を持つ部分ももちろんあるのですが、私が強く感じるの

はそこ。

ちなみにちょうど10年前に私が書いたレビュー


大好きな漫画。

ゆみチャンの
「幸せなんて当然じゃなぃ??」
「こんなきれいなものがお金で手に入るんなら、
アタシはいくらでも働くんだ。」

素直に生きてるんだなって思った。
なんか、生きてると色々余計なこと考えるケド、
こんな素直に生きれたらいーな。

ワニが好き。
強くてかっこよくてなんでも食べる。

なんかへこたれそーなときとか、
疲れたときに読み返してて
もぅ何回読んだかわかんなぃくらぃの作品。


10年前となんだかあんまり変わってないんだなぁ、私。